HP DreamColor Z31x Studio Display User Manual Page 82

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1. USB フラッシュ ドライブを DreamColor USB ポートのどちらかに挿入します。フラッシュ ドライ
ブにファームウェアまたは StudioCal XML ファイルが保存されている場合、それらを使用するか
どうかを尋ねるメッセージが画面上に表示されます。表示されるすべてのメニューをキャンセ
ルします。
2. [キャリブレーション]メニューを開きます。
3. [前回のキャリブレーション データのエクスポート]を選択します。
キャリブレーション データは挿入されている USB フラッシュ ドライブに書き込まれます。
外部基準測色器に対する内部測色器の調整
内蔵の XYZ 測色器は工場出荷時に Konica Minolta CA-310 測色器に合わせて調整されています。この調
整はニーズに合っていることもありますが、複数のディスプレイを使用する場合には、ディスプレイ
の内部測色器を自社の基準測色器に合わせて調整することもできます。この作業には、[キャリブレー
ション]メニューを使用します。サポートされる外部測色器について詳しくは、71 ページの外部測色
器の使用を参照してください。
外部基準測色器に合わせて内部測色器を調整するには、以下の操作を行います。
1. ディスプレイを 30 分間以上ウォーム アップさせます。
2. 周辺の照明が適切なレベルに設定されていることを確認します。接触式の測色器の場合は薄暗
くし、非接触式の測色器の場合は暗くします。
3. 調整に使用する外部測色器を接続します。表示されるキャリブレーション メニューを閉じます。
X-Rite 外部測色器を使用する場合、測色器およびコードの位置を調節して、それらが内部測色器
のアームの動作を妨げないようにしてください。
4. [キャリブレーション]メニューを開きます。
5. [内部測色器の位置を基準に合わせる]を選択します。
6. [計測機器の位置を合わせる]を選択します。位置合わせターゲットが表示されます。
7. 外部測色器の位置がターゲットと合うように配置し、[位置合わせを開始]ボタンを押します。
調整が開始されます。エラーが発生した場合、外部または内部のどちらの測色器でエラーが発生
したかがディスプレイに表示されます。外部測色器でエラーが発生した場合、測色器の設定を確
認し、周辺の照明が測色器の種類に対して明る過ぎないか確認します。内部測色器でエラーが発
生した場合、表示されるメニュー オプションを使用して、内部測色器の位置を調整する必要があ
ることがあります。この手順は約 1 分間かかり、モーターの開始/停止位置が正しく調整されて
いるようにすることで、測色器がディスプレイの前に正しく配置されるようになります。
1 日の開始時のディスプレイの自動ウォーム アップ
アーティストがデスクに座った時点で、Z31x が色の重要な作業に対応できるようにするために、その
日の作業開始時刻よりも前に自動的にウォーム アップすることができます。このオプションはディ
スプレイを 30 分間ウォーム アップするため、ディスプレイの精度は 1.0 ΔE 2000 以内になります。
以下の表は、参考として、ウォーム アップ時間ごとに表示の精度を ΔE 2000 を使用して示したもので
す。これらのウォーム アップ時間の表示精度は、電源をオンにしてから、時間を決めてディスプレイ
を測定して判定されました。白色点、プライマリ、およびセカンダリは
Photo Research PR-740 分光放
射計を使用して 1 分ごとに測定されました。ColorChecker パターンは 5 分ごとに測定されました。こ
れは、PR-740 によるすべての ColorChecker 測定が 1 分以内に完了しない可能性があるためです。
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3 章 ディスプレイのキャリブレーション
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